ギターアンプを使わないでギターを鳴らす時のよもやま

思えば今まで色んなスピーカーでギターを鳴らしてきた。アンプで言えばLunchboxやLunchbox Jr.、Roland KC-220(キーボードアンプ)、Timedomain Mini、iLoud。

今年に入るまでは、なるべくギターアンプ的な周波数特性を避けてフラットに音が鳴らしたいという気持ちが強く、iLoudの出番が一番多かった。7月以降は周波数特性よりも出音の力強さやレスポンスの良さを優先して、Lunchboxを使うことが急に増えた。

ギターアンプ以外のスピーカー/アンプを使う場合は当然アンプシミュ(Guitar Rig 5)を挟む。PCやオーディオ・インターフェースの性能なども絡むから一概に言えないが、Guitar Rig経由でスピーカーを鳴らすと、どうしても音がちょっとボヤける気がする(ハイが落ちて必要以上に丸くなっちゃうような感じというか……)。

最近、船劇場に長いケーブルをわたして、普通の劇場みたいに業務用のパワーアンプ+パッシブスピーカーというシステムで鳴らせるように作業した。そして稽古の時にオーディオインターフェース経由でギターを弾くと、Guitar Rigだけどめちゃくちゃ生々しいし、レスポンスもよくてびっくりした……と思ったが、どうもダイレクトモニタリングが最大値になっていて、ギターの生の音がそのまんまスピーカーから出ていた結果のようだ。ダイレクトモニタリングを切ると、どこかショボい感じがしてしまう。

さて、ここで考えるのはハードウェアのアンプシミュを導入するかどうかである。結局アンプシミュを入れてしまうことで音がボヤけてレスポンスもパッとしなくなるのだったら、リミッターを挿した上でシミュレーターなしで鳴らすのも一つの手ではある。実際、アンプ部分だけシミュレーターを使って、あとはスピーカー自体の鳴りに任せるというのは意外と現実的かもしれない。

ただ、歪みを強くした時など、アンプシミュでプリセットにスピーカーやアンプを入れておかないと、ギターアンプのレスポンスよりも音がどぎつくなってしまう可能性がある。ピーク自体はリミッターで抑えればいいけど、音作りと演奏に支障をきたす可能性がそれなりに考えられるので、試しながら少しずつアイディアの可否を判断していきたい。

増殖するケーブルと紙の管理

音楽をやっている限り、紙とケーブルは年々増殖する一方。増えてくれと頼んだ覚えはないのに勝手に増えていきます。困ったものです。

寝言はさておき、特に今年はケーブルの管理が大変な年だったと個人的には言えそうです。長さ10cm強のパッチケーブルから、マイク用・映像用の長さ数十メートルのロングケーブルまで、気づけば色々な種類のケーブル相手にしました(すっごく長いケーブルほど8の字巻は意味があると痛感しました)。

ケーブルは超ロングのものでなければ、100均のファスナー付きのA4サイズ(もしくはそれ以上の大きさ)の袋に入れて管理しています。同じく100均で白ガムテープを購入し、油性マジックでタイトルを太書きすれば、視認性よく気持ちもスッキリします。白ガムを使うアイディアはギタリストの山口和也さんがYouTubeでやってるのを真似してみました。船劇場の工具整理の時もこの方法を利用させてもらいました。これでかなり使いやすくなったはず……三津さんが船劇場にいらっしゃる時のリアクションが楽しみです。

ケーブルに話を戻すと、ある程度の長さまでは上述の方法で問題ないですが、超ロングのケーブルはちょっと悩みます……一般的な劇場の現場だとザルに入れてるっぽいですが、船は湿気が多いんで密閉されたところに入れたい気もします。ザルにラップをするとかいうバカバカしいアイディアも一瞬浮かびましたが……要研究であります。

年末に向けて、あるいは年始の公演に向けて、まだまだケーブルと機材の整理は続く。

さて、紙の方ですが、こっちのメインは台本と譜面ですね。あとは確定申告関係の書類と機材の説明書。スキャンしていつでも捨てられるようにできているものもありますが、実際には捨てづらい(捨ててはいけない)書類が多いものです。紙の整理は梅棹忠夫先生の『知的生産の技術』で紹介されているフォルダ分類法を取っています(最初にフォルダのことを知ったときは、フォルダってPC上の概念だけじゃなかったんだとカルチャーショックを受けました)。これだと、とりあえずタグづけされたものがどこかにあるはず、という安心感があるので、心置きなく保管することができる点がすばらしいです。そんな気持ちでいたせいか、最近までは年代も内容もかなりバラバラに保存してました。しかし流石に数が増えてきた現在、種類もしくは名前順などで管理し直そうかなと思い始めています。

2020年10月8日 備忘録

仕事が一瞬落ち着いたのを機会に再開します。

エディ・ヴァンヘイレンが亡くなったようです。65歳。かなり病気が多かったみたいだから、相当大変だっただろうと想像します。お疲れさまでした。

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孫さん主導による2000円(激安!)PCR検査。

CNN.co.jp : 新型コロナウイルスは空気を介して感染しうる 米CDCが確認

”屋内では浮遊菌を減らすために空気清浄機を使うことを勧告”

換気だけじゃなくて空気清浄機という手もあるのか。

手袋の着用、学校の消毒で新型コロナ感染は防止できるの? 過剰な感染対策を減らすためのポイントとは

日々の生活(仕事)に関わるので長めにまとめます。実際にマウスシールドをしている接客店員を見た時、直感的に効果が低そうだと感じたがやっぱりそうだよなあ。

  • 手袋の着用で安心するのは良くない
  • 学校などを広範囲に消毒することにあまり意味はない
  • フェイスシールドは自分を感染から守るもので、相手に感染させないためにはマスクと併用する必要がある。口元だけのマウスシールドは感染防止には心許ない。
  • 最も感染リスクが高いのは、互いに近い距離で、対面で、マスクを外して会話をすること
  • 無症状であっても、発症直前の時期はウイルス量が多く他人に感染させてしまう

“環境表面に感染性のあるウイルスがいる可能性がどれだけあるのかという視点、つまり、リスクをグレードでとらえる必要”

“身体から出たウイルスは現実世界の環境表面でそれほど長く生きていられないだろうと考えられています。ある環境表面に感染性のあるウイルスが残っていて、そこにたまたま触れた手に付着して、さらに感染力を失わないうちに手で顔の粘膜に触れ、細胞に感染するという複数の段階を必要とする接触感染は、飛沫感染に比べてとても効率の悪い感染経路”

“手袋をつけ続けることは感染防止効果よりも、ウイルスが付着したままの手袋によって感染を拡大してしまう可能性”

“あちこちに触れて汚染を広げる可能性があるため、病院では手袋をつけっぱなしにしない”

“感染者が多発していない限り、人がよく触る場所であってもウイルスが付着している可能性はそこまで高くありません。必要以上に広範囲な消毒を行う必要はなく、通常の掃除で十分です。これまで子どもたちが掃除をしていたのであれば、掃除後に石鹸と流水で手洗いをすれば感染するリスクは低いでしょう。手洗いはそのほかにも食事の前や外で遊んだ後、トイレの後などに行う程度で良いでしょう”

“フェイスシールドは病院で、自分が感染することを防ぐために使うものです。口から出る飛沫を抑える効果はマスクに比べて低いことが指摘されており、人に感染させないために使うものではありません。そのため、使う場合にはマスクと組み合わせて使います。単体で使う場面は病院ではありません”

Microsoft PowerPoint – 総ー1(コロナ特例的対応)_局長後セット版_公益レク後

重症患者対応時の医療報酬の増加。

マスクが新型コロナの重症化を防ぐ、という仮説(忽那賢志) – 個人 – Yahoo!ニュース

唾液PCR検査、感度は9割 北海道大が発表:朝日新聞デジタル

アビガン、10月中に承認申請へ 治験で確認された効果とは?専門家は2つの問題を指摘

接触確認アプリ「COCOA」で通知を受けたらどうする?–PCR検査を経験した4人のリアル – CNET Japan

“接触通知を受けたからといって、必ずしも受診したり自宅待機したりしなければならないわけではない。厚生労働省のウェブサイトでは、症状がある場合や過去2週間以内に身近に接した方に感染者や症状のある方がいる場合を除き、「普段通りの生活をしていただいて差し支えない」と説明している。”

“(アプリで通知を受けた場合)自覚症状がなくても公費(無料)でPCR検査が受けられる”

通知から検査結果までのスピードがもっと上がって欲しいという意見が目立つ。(1ヶ月くらい前の話だから現在がどうかは不明)

トランプ氏をモルモット扱いの声も 未承認の抗体カクテル療法とは? 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

回復者の中から選んだ2種類の最善の抗体を薬として注入。2種類混ぜることが「カクテル」という名称の由来。

コロナウイルス感染を図式化 – 新型コロナウイルス情報室 – Quora

PCR検査について。

  • PCR検査では、潜伏期間には陽性が出ない
  • 迅速検査(抗原検査)ではさらに感度が低く、もっとウイルス量が増えないと陽性が出ない
  • 検査で陽性が出るようになるタイミングと、感染性を持つようになるまでの期間はとても短い
  • PCR検査では、感染性を失ったあとでも陽性が出てしまう

感染の時間的特徴について。

  • ウイルスに曝露してからしばらく何もない「潜伏期間」がある
  • 潜伏期間を過ぎてから、他者への「感染性」を持つようになる(この初期が一番ウイルス量が多い)
  • 感染性を持つようになった1~3日ほど後から「症状」が出てくる
  • 症状が消えるのと感染性の消失はほぼ同時期
  • 回復してもまだウイルスの排出はしばらく続く

COVID-19ワクチンの接種は「努力義務」 – 新型コロナウイルス情報室 – Quora

接種強制はしないが強く推奨。そして副反応時の補償あり。最終的な判断は自己責任。

10月3日『創作影絵人形劇「極楽金魚」』振り返り

ずいぶん久しぶりの更新です。

つい先日(10月3日)久しぶりの公演『創作影絵人形劇「極楽金魚」』があり、その余韻も覚めやらぬ中、並行して動いていた次の横浜ボートシアターの企画『白い影絵』が本格化します。次の企画についても色々書きたいんですが、今回は『創作影絵人形劇「極楽金魚」』のことについて、スタッフ的な観点から振り返ります。

本公演は初めてのライブ配信を行ったのですが、その際のテクニカルな部分の御膳立てを、カメラの映り方の設定(露出とかホワイトバランスとか)以外は全て僕が行いました。これを無事に乗り切るのが無茶苦茶プレッシャーのかかる仕事でした。

当初(配信クオリティ的な意味で)無事にやり通せる自信がなく、無料配信が可能か劇団と相談しました。しかし、劇団からは無料でやるのはNGと返事。今思えばその決定があったからこそ今回の成果が得られたわけですが、仕込みと動作チェックが終わるまで、毎日頭が沸騰しそうなくらい悩みながら色々考えてました。そして諸々の事情によりなかなか必要な機材が買えず、本番が近づけば近づくほど音楽よりも配信に関わる作業で忙殺されるという始末……(幸い配信の反響は悪くなかったので、その甲斐があったかなと思います)

一番不安だったのはWi-Fiの強度。上り無制限の強そうなルーターをレンタルするのはいいけど、果たして公演中無事に皆様にお届けできるのか? 結果はご覧になった通り。前半微妙にコマ落ちが発生していたので、配信後、会場での撮って出しを視聴可能にするサービスは妥当かなと個人的には思いました。ライブ配信のクオリティに関しては、小さい規模だとこれが限界かもしれません。もっと予算があればさらに高価な機材を使って安定した配信ができるような気がします。

今回、配信への音声入力・録音に8ch入力のMTRを使用しました。しかし、その仕様をじっくり頭に入れる時間がないまま会場入りしてしまい、なんとなくな感じでスイッチャーに音を突っ込むという気持ち悪い使い方になってしまいました。今時なんでMTRにしたかというと、PCでの録音に対する漠然とした不安があったためです。会場の船は電源が弱く、時たま電圧が100Vよりもかなり下に落ちます。そうなったときAI/Fが異常動作しないかかなり心配でした(過去に一度、船ではない会場で本番数時間前にAI/Fが低電圧でぶっ壊れ、ダッシュで代替品を買いに行った苦い思い出があります。あれ以来、持っていけるスペアは可能な限り現場に持っていくようになりました)。電源の弱いところではアダプターからではなく、PCからバスパワーで電源が取れるインターフェースの方が安心ですね。と言いつつ、今自分はアダプター経由のやつしか持っていない。次の本番までには買い換えたいところです。

なお、ライブ配信ではなく音楽の方での細かいトラブルもありました。今回本番中に比較的電流を使うエフェクター(Eventide Time Factor)が少なくとも2度ほど電源が落ちました。幸いにもそのエフェクターが目立たない箇所での事件で助かりましたが、派手に使うシーンもあったのでその時に落ちなくて良かったと心から安堵しています(もうちょい電流を使わずに済むエフェクターに変えた方が良さそうですね。Time FactorからDD-500あたりに変えると思います)。

さらに余談ですが、今回足元のエフェクターの大半に電源を供給したのは、VITAL AUDIOのバッテリー付きパワーサプライでした。これが大当たりで、バッテリー付きでなかったらおそらく何回も音がブツ切れてたんじゃないかと思います。本番中も電源タップから電源は取ってたものの、実は全然電圧が足りてなかったらしく、家に帰ってコンセントに挿したら即座にバッテリーの充電が始まり、残りを見たら2〜30%くらいになってました。これまた本番中バッテリー切れにならなくて良かった……

ところで、今回は本番前の二日間、『創作影絵人形劇「極楽金魚」』の動画作品としての撮影も敢行。「遠藤さんの一番年下の友達」田中千里くんと、「田中くんの友達」我妻天湖くんがすごく頑張って撮影してくれました。これから僕も参加して編集するので楽しみです。

オーディオ・インターフェースよもやま話

OBS Studioという配信用のソフトウェアが僕のオーディオ・インターフェースを認識しない。しかもどうやらその挙動不審の根は深く解決策がなさそう。ということで、オーディオ・インターフェースの新調を目論んでいる。

しかし何を選ぶかが問題で、サウンドハウスを眺めていると乾いた笑いしか出ない。今自分が使っているのと同じMOTUの製品を選ぶのは何となく怖いし、UNIVERSAL AUDIOとかRMEとかApogeeは高いし……Foucusriteは以前使っててすぐ壊れたし……TASCAMとかどうだろう? 以前使ってた2×2のMIDI INが壊れて冷や汗かいたけど、マイクプリとしても使える点は非常に嬉しく、製品づくりの姿勢として好感が持てるそう考えると、TASCAMかな。しかし、Type-Cでバスパワーに対応してるのか微妙……あ〜難しい(とある事情によりType-C対応かつバスパワーであって欲しい理由があるのです)。

コロナのせいかわかりませんが、インターフェースの在庫が微妙に薄いし、今は手持ちの機材で何とかしのぐべきかもしれません。そう考えることにしてそっとブラウザを閉じよう。

こんなことを考えているのも、少しずつ企画が動いたり、動きそうだったりしているからなのでありがたいといえばありがたい。

動画配信作業のメイキング(?)

ここ数週間、本当に忙しくなってしまってニュースをチェックすることもままならなくなってしまった。おかげでコロナウイルス実態解明の進展についてあまりキャッチアップできておらず、昨日ようやく、ドイツでは日本のとった対策が「たまたまうまくいった」という評価になってきていることを知った。

そうこうしているうちに、コロナウイルス騒ぎが始まる前に決まった仕事はほぼ全部消滅した。自分としても、これで新しい世界に踏み出してしまったのだなという感が強固になった。今横浜ボートシアターでは新たな活動の試みを始めており、自分も協力できる部分はしていこうと持っている。

さて、忙しかった理由の一部は横浜ボートシアター『耳の王子』の動画公開に関わる作業です。本日ようやく無事に公開にこぎつけたが、そこに至るまでの過程が本当に長かった。いつもの手順に加え、劇団と共同主催の国際交流基金への許可申請(奥本くんが担当)、インドネシア語・日本語字幕の作成(吉岡さん、奥本くん、松本の分業)という二つの激重タスクが加わり、当初よりも予定が伸びてしまった。

特に字幕はYouTubeの編集機能が使いづらかったり、なぜか内容が保存されなかったりで、最初のほうは本当に精神を削られた。仕方がないので、途中からはオフラインで字幕を合わせ、字幕ファイルを出力してYouTube上で合わせるというやり方に切り替えた。

このせいで、本当は単純な分業で済むはずだったのが、インドネシア語の字幕に関しては、僕がまず字幕をオフラインで合わせ、それをYouTube上でご両名に微調整してもらうという流れになってしまった。作業量的な面では1.5度手間(二度手間まではいかない)くらいにはなってしまって、残念な感じはするけど、まあ、トラブルへの対応としてはそこそこうまくいった。何せ無事に公開できたんだから。

しかし、今度は字幕ファイルに謎のズレが生じる。動画編集ソフトで調整しようとしても、一度作成したキャプションの頭を伸ばすことがなぜかできない。ここでやりたいことは字幕の表示時間を一括して数秒単位で動かしたいというだけなのだが、なぜかPremiere Proではできなかったのだ! なんでなんすかー、Adobeの中の人、教えて〜!

というわけで、最初はGoogle Spreadsheetの時間計算を頼ろうと色々頑張ったが、結局AegiSubというソフトを使うのが一番確実だった。

ちなみに字幕を台本からPCに入力する段階では、Google Spreadsheetを全面的に活用しました。特にインドネシア語台本を打ち込む時は、GOOGLETRANSLATE関数が超便利で、これがなかったら作業時間が最低1.5倍くらいになってただろうなと思います。

Google翻訳、検索結果や翻訳用の単独ページでの精度は、ある時期から本当にこなれてきてすごいと思うんですが、スプレッドシートでGOOGLETRANSLATE関数が返してくる翻訳はいまだに前時代的なものです(少なくともインドネシア語→日本語に関して)。しかし、それがかえって面白く、作業中の一服の清涼剤として機能してくれたことには感謝したい!

ちなみに動画の編集に加え、宣伝に関する作業も同時にやらなければいけない状態でした。前回の『夕やけぐるみの歌』と今回の『耳の王子』宣伝の内容・構成はだいたい僕が考えて、みなさんに修正してもらって即送信!という感じになってしまいました。理想を言えばもっと色々したいんですけどね、なかなか難しい。

少人数の集団は計画をしっかりしないと簡単に詰みます。今回はギリギリ詰まないですんだけど、その分日常への被害はどうしても出てしまう。本日はすでに作業のピークが過ぎているのに、電話着信の幻聴が数時間おきに聞こえて、うまく眠れなくなってしまいました。

しかし、今後いつかくるであろう公演の予行演習としてはちょうど良かった。中規模クラスの公演になると、これより大変なのは間違い無いので、しっかり準備しないと!

2020年5月17日 備忘録

忙しいというわけでもないが暇でもなく、なんとなくニュースチェックが疎かになっていた。できることを引き続き頑張る。

Logic Pro X 10.5のLive Loopsって、Abletonのクリップビューの操作結果をアレンジメントビューに録音できるような感じで、録音できるんだろうか?実はサブのMacにすでにアップデートしたLogicがあるので、近々試そうと思っている次第。

ギターは最近変則チューニングの練習中。考えて弾く良い練習になる。

コロナ関係

検査関係の記事を中心に結構熟読した。感度、特異度、偽陽性、偽陰性といった単語の扱いがいまだに慣れない。訓練あるのみ!?

Coronavirus Tests Are Pretty Accurate, But Far from Perfect

PCR検査と抗体検査。

“The accuracy of a medical test is determined by measuring two things: sensitivity and specificity.”医療検査の正確性は感度と特異度によって決まる。

感度検査はその病気に陽性であるかどうかを調べる。感度検査が90%の正確性という場合、10%は「本当は陽性なのに陰性(偽陰性)」という結果になる。

特異度検査はその病気に対して陰性であるかどうかを調べる。特異度検査の信頼性が90%の場合、10%は「本当は陰性なのに陽性(偽陽性)」という結果になる。

理想的な環境ならばPCR検査はかなり精度が高い結果を得ることができる(そのこともあり、スタンダードな検査方法として定着している)。しかし実際の現場は完璧には程遠く、だいたい66〜80%の間の精度だと考えられる。これは3人に1人が偽陰性(本当は感染しているのに陰性結果が出る)となる。

検査結果が不正確になる原因の大部分はサンプルの収集過程にある。検査技師が鼻の奥からちゃんとサンプルを収集できない/検査時期が早すぎるまたは遅すぎて被験者の細胞の中にウイルスがいない/収集後、検査が始まるまでに時間がかかりすぎてRNAが壊れてしまっている。

血液採取による抗体検査は1時間以内に結果がわかる。検査方法も指からちょっと取れば良いだけ。抗体検査はウイルスそのものではなく、抗体があるかどうかを検査する。

抗体検査の信頼性は90%以上ありそうだが、母集団の感染率が5%くらいの場合に無作為で検査すると、被験者の50%程度が偽陽性(本当は陰性なのに陽性)となる。つまり母集団の感染率で正確性が大きく左右される。

また、感染してから抗体ができるまで1〜2週間かかるので、”現在の状況”を知るメインの検査として抗体検査を使うことはできない。WHOによると、抗体検査は他のコロナウイルスの抗体と区別できずに偽陽性と判断される可能性がある。

また、自覚症状のない感染者、軽度の感染者は抗体の量が少ない可能性があり、そのことが抗体検査の信頼性を下げるかもしれない。

以上のようにテスト結果は完全ではないが、それでも検査結果は医療従事者や保健福祉機関、患者自身にとって貴重な資料となる。現状十分な量のテストが行われているとは言えず、検査量を増やすことは社会的な課題である。

こんなにある、PCR検査を巡るフェイクニュース 「PCR検査を増やすと医療崩壊を招く」はなぜウソなのか(1/4) | JBpress(Japan Business Press)

“検査すべき人の数は、感染が広がっている国ほど多くなる。欧米諸国の多くは、人口あたりの感染者数や死亡者数が日本とは桁違いに多いので、検査数も多くなるのは実は当然の帰結だ。「欧米は検査数が十倍」と賞賛すべきことかは疑わしく、そこから「日本の検査ポリシーが異常」との結論が導かれるわけでもない。”

“誤解を受けないように言っておくと、検査拡大は必要だ。現在は、本来なされるべき検査ができていない。”

医療従事者が必要と判断した時にすぐに検査ができる体制にすべきだ、ということかと思う。

「PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題 | コロナ戦争を読み解く | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

PCR検査に関する人的・物的資源には限りがある/治療を優先すべき/自動検査装置の導入は非常に高価、検査数を増やすにも資源的な限度の問題は変わりない/冬の大流行時に備えて今検査を増やしすぎて現場を疲弊させてはいけない

わが子が新型ウイルスで集中治療室に 母親たちの体験談  WEDGE Infinity(ウェッジ)

かなり気をつけていてもかかってしまうときはかかるのだという貴重な体験談。

外出禁止令は正しいか、北欧のコロナ対策で顕著な差  WEDGE Infinity(ウェッジ)

「北欧」という括りで見ると、現状スウェーデンの死者が一番多い。しかし死因をコロナとする基準が国によってまちまちなので、統計を単純比較するのは難しいということも知っておくべきだ。

新たな治療薬、臨床試験が進行中 英大学病院  WEDGE Infinity(ウェッジ)

免疫機能を活性化させるタンパク質インターフェロンベータを利用。6月末までに臨床試験の初期結果。仮に成功したとしても、「新薬が広く手に入るのは年末になるだろう」

ロンドンやNYの劇場は「来年まで再開できない」 「オペラ座の怪人」プロデューサー  WEDGE Infinity(ウェッジ)

“「社会的距離」戦略が敷かれている間は、劇場側が今後の予定を立てるのは不可能だと述べた。” “「この事態が終息した時に、はたして我々が認識できるような演劇あるいは映画業界が残っているかさえ、私にはわからない(脚本家ジェイムズ・グレアム)」”

新型コロナウイルスの影響で、プラスティックのリサイクルが“破綻”しかけている|WIRED.jp

【原因】原油価格の低下/中国のゴミ引き取り拒否/プラスチック製素材の軽量化(リサイクル業者の歩留まりが悪くなる)/パンデミックによる使い捨て製品への人気集中/ゴミ収集時の感染への不安/病院からの大量のゴミ。【対策】リユーサブルな丈夫な容器の奨励/プラスチック容器を企業が作らない仕組み/プラスチックをゴミではなく資源と捉える意識の浸透。

WHO、各国にコロナ初期事例の調査要請 仏で昨年末に感染例 – ロイター

コロナ対策チーム「無期限で継続」 トランプ氏が方針撤回 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

わかりづらいタイトルだが、”「無期限で継続」させると表明した。”というニュース。

「社会的距離」が中国の都市で機能、新型コロナ伝播モデル 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

ソーシャル・ディスタンスの有効性を示す/子供は高齢者より40%新型肺炎の影響が低い。

コロナ危機:専門家への信頼が崩れるとき | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

情報を発信する側の振る舞いがとても大事だという話。

出演者のマスク着用を強要されたとされる「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」について

演者原則マスク 劇場再開指針 – Yahoo!ニュース

こんなタイトルの記事がありまして、マスクをしないと舞台立てないのか〜い、と吹き上がっている方がいた。タイトルの雰囲気からしたらもっともなんですが、大抵こういう極端なタイトルは釣りなので、一次ソースを調べました。

参照元(劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン)

まず必要な箇所を引用。適宜略してます。

1 はじめに
すべての項目の実施が活動再開の必須条件ではありませんが、基本となる感染予防策を実施した上で、より感染予防効果を高めるための推奨事項として、今後の取組の参考にしていただきたいと思います。

https://www.zenkoubun.jp/info/2020/pdf/0514covid_19.pdf

この時点で「解散」と言っても良いのだけど、せっかくなので当該箇所付近も省略しつつ引用します。

5 公演主催者に協力を求める具体的な対策
以下は参考のための例示として掲げるものです。
<公演当日の対策>
(4)公演関係者の感染防止策
表現上困難な場合を除き原則としてマスク着用を求めるとともに、出演者間で十分な間隔をとるようにしてください。また、公演前後の手指消毒を徹底してください。

(太字引用者)

https://www.zenkoubun.jp/info/2020/pdf/0514covid_19.pdf

当然演劇などはマスクをしていたら表現的に成り立たない場合が多いだろう。ちゃんと読めば、そういうケースに配慮した内容と受け取れるんだが、どうして「原則マスク」だけを強調するんだろうか。見出ししか見ない人は世の中に山ほどいるんだから、もう少し正確なタイトルをつけて欲しいと切に願う。

ちなみにこのガイドラインはかなり具体的に今後の劇場のあり方を示唆するところがあるので、ステージ関係者はざっとでも目を通すと良いと思います。(ていうか実際ありがたいっすよね?)

しかしガイドラインを斜め読みすると、どう考えても今まで通りの予算で舞台芸術活動を行うのは難しいと思われます。余計なことを言って感情的負債を日銀のごとく買いまくった平田オリザですが、彼の発言の是非はともかく中小規模の舞台芸術が根本的な危機を迎えていることは間違いありません。

キャパが1/2になるとしたら、まず俳優にギャラは出ないし、そもそもスタッフにだって払えるか難しい。チケットの値段を爆上げするか?しかし歌舞伎みたいな値段を払って小さい劇場にくる人がいるかね?いないよなあ。ということは、助成金なり補助金なりが絶対必要。それが無理だったら物販。でも、グッズ買う人なんて、どんだけいるの?初期投資できる?

まあ、今までの枠組みでは無理っぽいですよね。なんとしたものか。宗教でも始めた方がいいかもしれません。トホホ。

Logic Pro X v10.5がリリース

すでにApp Storeでもダウンロードが始まっているLogic Pro X 10.5、そしてLogic Remote 1.4について、知り得た情報に基づいた雑感を書きます。

Garagebandに搭載されていたLive LoopsがLogicに移植されるという情報は、リークがあったらしいですが知りませんでした。GarageBandはほぼ使わなかったのでLive Loopsがどんなものかも全然知らなかったのですが、Logicで使えるとなったら、いずれ触ってみようと思っております。

Live Loops上ですぐにAbleton的なリサンプリング(再生中の音をすぐにサンプリング)が使えるか、リリースノートでは不明ですが、最悪でもバスを使ってオーディオトラックにレコーディングできることは間違い無いでしょう。

リサンプリング的な機能が明記されているのは、むしろSimpler……もといQuick Samplerの方。

Quick Sampler

・Record live samples using a microphone, external hardware, or from any track or bus.

https://support.apple.com/pt-br/HT203718

これはリサンプリングするってことはサンプラーで使いたいんでしょ、というお気持ちを読んだアップデートとみた。Abletonのワークフローと比較してみると、

Ableton:(1)オーディオトラック作る→(2)作ったトラックのオーディオ入力をリサンプリング(又は特定トラック)にする→(3)リサンプリングしたい箇所を録音する→(4)クリップをInstrument Trackに放り込む

Logic(ワークフロー予想):(1)インストゥルメントトラックを作る→(2)Quick Samplerをアサイン→(3)リサンプリングしたいトラック/バスなどを指定→(4)録音(リサンプリング)

目標までの手数はそこまで変わらなさそうだけど、Logicの方が目的に特化しているとは言える。最初からリサンプリングしたものをサンプラーとして使いたいと考えている人にはLogicの方が体になじみやすそう。

使用するときの気分を比べてみると、Logicの時は、「この音をサンプラーで使いたい!」という【リサンプリング、のちにサンプラー】という明確なゴールがある場合に向いていて、Abeltonは、とりあえず面白い音をリサンプリングして、これを何に使うかあとで考えよう、という場合に向いている……気がします。Logic Pro X 10.5まだ使ってないからわかりませんけど。

さて、さらにリリースノートを読み進めると、なんとLogicのLive LoopsはLaunchpadを利用できるそうです。AbletonがPushを発売して以来、LaunchpadやAKAIのAbleton対応コントローラーはすっかり存在感が薄くなってしまったように感じるので、Appleはここぞとばかりに機能を追加した、という風に感じられます。「お宅のLaunchpad、埃かぶってない?」と問いかけられている気分ですね。う〜ん、試合巧者である。

ぶっちゃけ、AbletonがPushを出した時、サードパーティーかわいそ〜、と思っちゃったクチなので、今後、NovationやAKAIなどからLive Loops等の機能に特化したコントローラーが出てきてもおかしくないですね。Appleから音楽専用のハードウェア・コントローラーが出てくるとは考えづらいし(まあ、世の中何があるかわからないけどね……)。

Live Loopsに関連することでもう一つ思うこと。それは、ライブパフォーマンスで使えるような仕様になっているか?ということです。具体的に言うと、Logicはオーディオトラックのバッファリングが弱くて、再生箇所を手動でランダムに飛ばすと、少しの時間オーディオファイルが再生されなくなります。スペックの良いMacなら別なのかもしれないけど、Mid 2012のオブソリート製品ではそうならざるを得ない。この辺どうなってるんでしょうか(ちなみにAbleton Liveは1つ1つのトラックが重いけど、その分すでに存在するオーディオクリップがブチブチになったりすることはほぼ無い)。

もし、これでLogicがライブパフォーマンスに堪える仕様ならば、ライブ用のプロジェクトもLogicにしてみようかなと思わなくもない。しかし、すでにAbletonでガッツリやってきた身としては、決定的にLogicにアドバンテージがあると感じられないと厳しいなあ。

その他雑感

LiveだったらWavetable、LogicだとAlchemyといったように、DAWごとに一つはキラープラグインがある。大変魅力的なプラグインだけど、それに頼った制作には落とし穴がある。何かトラブルがあって、いつもの体制で作れないという場合です。そんな時に、DAWに依存しないサードパーティーのプラグインがとてもありがたいと思うわけです。また、結局サードパーティ使っといたほうが無難だなと思わなくもないわけです。とはいえ、お金は限られているし、サードパーティのプラグインは動作が重いし……とか色々思うんですけどね。数をこなしてスタイルを作っていくしかない!

2020年5月5日 備忘録

ここ数日YBTの動画企画で手が塞がっていた上、楽器練習も根を詰めてやってたのでまったく世間から離れてしまいました。もはや数日前のニュースを消化する体たらく。今日はニュースチェックすらできていない。

YBTの動画はすでに次のものを準備し始めています。凍り始めていた企画も少しずつ動き出している。というか動かざるを得なくなってきている。頑張ろう!

コロナ関係

イギリス政府、新型ウイルス検査の提供数で目標の1日10万件を達成  WEDGE Infinity(ウェッジ)

”5月半ばまでには1万8000人の追跡係が作業を開始する” 日本がどんな感じかも調べておきたい。

においで新型ウイルス感染者を特定? 消防隊が検知犬を訓練  WEDGE Infinity(ウェッジ)

英独仏も、世界に広がる中国への賠償請求の動き 新型コロナが生み出した世界の新たな対立構造(1/3) | JBpress(Japan Business Press)

右翼がきゃんきゃん吠えてるのかと思ったら国のトップとか大新聞の社説とかの主張でびびった。

新型コロナウイルスと「スペイン風邪」の比較によって、“怪しげな統計”に基づく数字がひとり歩きしている|WIRED.jp

とにかく今はマスな統計でも変動し続けるものと思って鵜呑みにしないことが大事。昨日と言っていることが違うと言って揚げ足を取りすぎるのもよくないですね。

新型コロナウイルスの記録をGitHubで公開していたとされる中国のユーザー、中国当局に捕まる | スラド YRO

エボラ治療薬「レムデシビル」は、新型コロナウイルスの“特効薬”になりうるか|WIRED.jp

レムデジビルに効果があるとしても、他の薬も生産しないと追いつかないという結論。

音楽

4 Tips for Preventing Over-Processing During Mixing — Pro Audio Files

1.リファレンストラックを用意する 2.小さい音でモニターする 3.まずは大づかみに作業する 4.根を詰めすぎない(適度に休む) 全部知ってたけど一部できてない(笑)!

6 Plugins for Saving Unusable Audio — Pro Audio Files

要はノイズの入った録音をどうしても使いたいときにどうやったら取れるかという話。最近スペクトラル系のプラグインが超流行ってますが、楽音とノイズが同時に鳴っているときはやっぱり除去できない。スペクトラル系といえばスペクトラルシンセっていつか手を出したいと思いながら結局今に至るまで手を出してません。あっ、でもAblton LiveのOperatorはスペクトラルシンセですよね?

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演劇

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その他

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フィルター使って飲むのが良いと。トルココーヒーとかは厳しい立場に立たされた。

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外出制限で番組収録に苦労するテレビ局、英国では制作現場が“創造性”を発揮し始めている|WIRED.jp

求められているのに作るのが難しい状況。テレビも大変。