楽器を練習するとき、メトロノームは、ゆっくりなテンポから少しずつ目標値を目がけて上げていくことが多いかと思います。
僕は今まで、特に何の疑問も持たずに5刻みや10刻みでメトロノームの数字を上げて練習していたのですが、ふと先ほど、「この刻み方だと、テンポが速くなればなるほど、増加率が小さくなるではないか!」と気づいてしまいました。かなり今更な話ですが……。
実際、テンポが上がってくると、「さっきとあんまり変わんないな〜」と感じるようになってきます。そんな時、もうちょい思いっきりテンポを上げてもいいんじゃないか? 考える人はきっと僕だけではないはず!?
そんなわけで、本当にうまいアイディアかどうかは別として、増加率を一定にしてテンポを上げるには、どのようにメトロノームを設定すれば良いかを計算してみました。それなりに実用的でありそうな増加率を以下に二つ掲載します。
当たり前ですが、やはりテンポが速くなればなるほどだいぶ刻みは大きくなっていきますね。
(※以下のBPMは全て小数点以下切捨て)
【増加率 0.125 (19段階)】
40
45
50
56
64
72
81
91
102
115
129
146
164
184
208
234
263
296
333
【増加率 0.1 (23段階)】
40
44
48
53
58
64
70
77
85
94
103
114
125
138
151
167
183
202
222
244
269
296
325
断っておきますが、このテンポ設定ならびに増加率設定は完全に適当です。
この設定でうまくいくかどうかは分かりません(個人差もあるでしょうし)。ご興味ある方は自己責任でおためしください。
という感じで、無責任なアイディアでした。