ミキシングとマスタリング

動画のBGMを一つ完パケしました。動画に名前は出しませんがそのうち世に出るはずです。色々と忙しい中の作業だったので、終盤は目眩でダウンしたりもしましたが、音楽で目眩するなんて幸せな身分だなと思います。

いわゆる「ポスプロ」に属するミキシングやマスタリングは、作曲・レコーディング・編曲を終えた後のヘロヘロな状態から始めなければいけないため、身体的にしんどいことが多いです。本業のエンジニアでない身としては、極力簡単にこれらの工程を済ませないと過労死しかねません。

とはいえ、ミキシングはアレンジとも直結する作業なので手抜きはできず、ギリギリまで試行錯誤を繰り返しながらフェーダーをいじったり、エフェクトを抜き差しします。僕の感覚ではアレンジとミキシングは完全に地続きで、はっきりと分離することは難しいです。

一方、マスタリングはミキシングの段階である程度自分の意図が達成できていれば、あんまり色をつけない方が良い仕上がりになり安いです。下手にアナログシミュレートのプラグインを差したりすると、変な歪み方をしてしまいます(特に、周波数帯域が特定の箇所、例えば中低域に偏ったミックスの場合)。

ここ数年?くらいでマスタリングのプラグインにはとてつもなく便利そうなものがいくつか出てきています。iZotopeのOzone、AudifiedのMixChecker、SamplemagicのMagicABなどなど。時短のために導入すべきかな、と思いつつそのままになっております。

導入すべきか迷っているうちに……というものは本当に色々あります。今最高に悩ましいのはmacOSの最新版(Mojave)です。数年前までは使っているソフトウェアの対応状況が確認できたらさっさと移行していたのですが、最近は予定が詰まっているせいもあり、なかなかアップデートに踏み切れないでいます。そうこうしているうちに、一番新しいOS(Catalina)が発表されてしまいました。iPadをサブディスプレイにできる機能がむちゃくちゃ便利そうなので、これは発表後条件が整ったら、一つバージョンを飛ばしてアップデートするかな?と目論んでます。

あとは日本の古典全集。50冊くらいのセットが古本で買いたいなと思ったものの、置き場所どうするんだ、というところで思考がストップ中。