人は突然深く繋がり、救われる

今日は『新版 小栗判官・照手姫』東京公演会場の下見の後、10年くらい前まで度々お世話になっていた、さる恩人とお会いした。その方は僕が音楽を作っていることを覚えてくださっていて、談笑中ふとした瞬間に「音楽を作りなさい」とおっしゃってくださった。

意外な言葉に嬉しくなった自分に驚いた。思うに、「音楽を作りなさい」という言葉は、きっと同業者や近しい人からはなかなか出てこない。なぜなら、その言葉が意味する重みを痛いほど知っているからだ。音楽を作り続けることは決して楽な道ではない。

住む世界が異なるこの恩人は、きっとそのことを知らない。けれども、その言葉が意外なほど疲弊した自分を救ってくれた。

最近、人に助けられてばっかりだ。恩人も観にくる7月の舞台で少しでもその恩を返したい。

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